2005年04月29日

Team CRC Japanレポート(12)

2005年ワークス待遇 神奈川県・「石川」さんによるレポート(カーペットナイフV3.2R)


こんばんわ石川です。

先週今週とS-COREサーキットの月曜ナイター走行に行ってきました。
プロポを今まで使っていた三和M-8からM-11に変更しました。
レスポンスがとてもいいです。マシンが素直に反応してくれるのがよくわかります。

そしてこのコース、毎回タイヤの選定に悩むところですが、やはりスポンジ系のタイ
ヤは走りやすいのですが、SG、アクア、Hラバー、グレー、グリーンと何を使っても
グリップが持たないのでラバー系で選択していきました。
先週のナイター走行では、リアタイヤにカワダのLラバー(ソフトタイプ)が抜群で
したが、今回は、なぜかグリップ剤が持たす4~5分程度でリアが軽くなってしまうので、
色々と変更していった結果JACOピンクに落ち着きました。

今更ながらわかったことですが、ラバー系のタイヤは、グリップ剤を使いすぎると
ベッタリとした感触になってしまい、そんなタイヤを使うとグリップ感はあるのですが高速
コーナーなどで突然限界を超えてしまいスピンしてしまうようです。
そこでグリップ剤をあっさりと使うと良いということがわかりました。
ほんの少しスライドさせながらのコーナリングが、スロットルでグリップ感を調整し
てあげられるので走りやすく感じました。これでタイヤが決まり、シャーシ側のセット
を変更していきました。

ロールスプリングは、普段ホワイトのスプリングを使用しているのですが、硬いタイ
プに変更していきました。するとコーナリングの反応は素早いのですが、グリップの限界
がすぐに感じてしまいます。
ロールを柔らかくして、まったりとロールさせながらコーナーを抜けた方が私には
合っていると感じました。やはりホワイトが私には一番合っているようです。
ロールスプリング締め込み量は、リアのロアブレースがメインシャーシと水平状態で、
左右のボールとスプリングが触れたくらいから半回転ほど締めたところに設定してい
ます。

ロールダンパーのオイルはミディアムとヘヴィーと使い分けてみたところ、
ミディアムでは、高速コーナーでのスロットルワークの荒さが顕著に表れてしまい巻
き込みが感じられます。硬くしていくとそれが抑えられ走りやすくなりましたのでスーパー
ハード(青キャップ)を使用しました。

高速コーナーで握れるマシンになり安定しています。
ピッチングダンパーを、今回からCRCのキャップ式に変更しました。
picture
それまではIRS(テフロン加工)のキャップ式のものを使用していましたが、
キャップ部分が金属のためシャフトとの摩擦でぎしぎしとしたひっかかりが感じてし
まいとても気になっていました。スムースさはCRCのデルリン樹脂製の物の方が
格段に良いようです。オイルは入れすぎず、かといって少ないとクチュクチュと音が
してしまうようでは安定した作動は得られないので、オイル量をうまく調整してあげる
と本来の性能が発揮されるでしょう。キャップを少し緩めてシャフトを押し込んで余分な
オイルを出してあげながら調度良いところを探るといいでしょう。

こんなところでだいたいセットは決まり、毎週9秒台で走れるような、ほぼ満足のい
く結果で走行できました。

シャーシ CK3.2用2.1mm
ロールセンター ローマウント
Fタイヤ JACO パープル41mm 3分の1塗り
リアタイヤ JACO ピンク 43mm
Fスプリング WOLFE MOTOR SPORTS 0.5mm
ピッチングスプリング レッド オイルムゲン600
サイドスプリング ホワイト
ロールダンパーオイル CRCスーパーハード(青キャップ)
車高 フロント3.3mm サイド3.4mm リア3mm
ボディ CRCクラージュ

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