2005年06月21日

Team CRC Japanレポート(17)

Team CRC Japanサポート待遇のケンシロウさんから第一弾のレポートをいただきましたので掲載させていただきます。ケンシロウさん、お忙しい中レポートありがとうございました


初めまして。ケンシロウと申します。

今回初めてレポートを提出しますがみなさんにとって分かり易いレポートを提出したいと思っています。宜しくお願いします。


タイヤ、ボディ評価についてはあくまで個人的見解であり人によっては評価が逆転する可能性があります。また、今後セット変更が行われる事で評価が変わる可能性もありますのでその点ご理解下さい。

今回はカーペットナイフ初走行と言う事でとりあえずタイヤ、ボディの選択をメインにセットを進めました。
コースは屋内の安定したコンディションが期待できる静岡県富士市のBOYHOODさんへ行ってきました。

BOYHOODさんは屋内サーキットとしては割と広めのコースです。ピットエリアも冷暖房完備(冷暖房無しの所もあり)で環境的に非常に恵まれたコースでした。

なお、使用出来るグリップ剤が決まっていてマイティグリッパー、フラップ製グリップ剤各種、アトラスグリップ強化剤、ラスペネ、WD40がOKでパラゴン等は使用出来ません。

また、毎時20分ほど12分の1優先走行時間が設定されており、それ以外は走行出来ません。
(詳しい時間等はコース利用時にご確認下さい)

今回のセッティングメニューは

1.タイヤ(グリップ剤)
2.ボディの選択

となります。

まず、タイヤセッティングを以下にまとめます。
20050621-01.jpg


屋内コースという事で、当初はスポンジ系もありかな?と考えていましたが、予想に反してスポンジ系ではグリップ感が薄く感じられました。

試した中で良かった組み合わせは

フロント :カワダLラバーハード(マイティグリッパー半塗り)
リア :ヨコモ製Lラバーソフト(マイティグリッパー全塗り)

となります。タイヤ径はリア48~50mmと大きめでしたが小径よりもグリップ感がありいい感じでした。
径を落としてヨレを少なくしたい所でしたがコース左側にあるギャップでの走破性がイマイチ
だったので今回は大きめとしました。この辺はセットで何とかなるかもしれませんので次回以降チャレンジしたいと思います。

グリップ剤はマイティグリッパー、フラップグリッパー、ラスペネと試してみました。普段使用するグランドエフェクト、FXⅡが使えないので手探り状態でしたがマイティがグリップ剤としては一番喰いが良かったので固定しました。

次にボディ選択を以下にまとめます。

20050621-02.jpg


ボディ選択は非常に難しい状態でした。私はどちらかと言うとハイダウンフォースなボディが好みで今回もプロトフォーム製スピード8だと前に進みにくくタイヤの磨耗も多めに感じました。ハイダウンフォースなボディではMS1が旋回性能も良くかつ、かなり前に進んでくれました。そんな中、中間的なダウンフォースに感じるパーマ製スピード8もバランスが優れていました。このボディはカーペットナイフ購入以前にも使用しておりその時も同様の印象でした。カーペットナイフとの相性もいいようです。

以上が今回の主なセッティング内容です。

マシンのセットですがカーペットナイフVer3.2を素組状態で変えた部分はフロントスプリングを0.45にしたのみです。0.5でもいいかもしれません。モーターはヨコモSワールド 9Tでした。

今回シャーシセットは試す時間がありませんでしたが車高は高めの方が良いようです。低いとギャップで車の挙動が安定しませんでした。前後3mmほどで走行しました。

次回のレポートではタイヤ径と各種アライメント、スプリング、オイルを試して細かく報告する予定です!


Team CRC Japanレポート

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