2006年03月30日

Team CRC Japan2006レポート(15)

ワークス待遇の愛媛県かーと さんから3回目のレポートをいただきました。


Team CRC Japan2006 かーとレポート3 [カーペットナイフ]

Team CRC Japan 2006ワークス待遇の『かーと』です。
今回は3月28日に行われたSONICで月例レースについてレポートします。
と言っても、SONICでの1/12レースは今月より私の無理を聞いていただき開催するようになりましたので、みなさん準備が間に合わず今月は私を含め2名のみの参加でエキシビジョンレースとなりました。
そのため比較的気楽にトゥエルブ初レースに臨む事ができました。

まずセットですが、前回レポート時のセットが良く走っていたのでそのまま行ってみました。

予選1回目
前日練習でメインモーター(ARD9TW手巻き)を破損してしまったため、当日急遽変更したコラリー製9T手巻きモーターでの走行です。とりあえず8分持つか分からないので、握らず無難に走行することにしました。51LAP 8分2秒 ベストラップ9秒22、アベレージ9秒46。バッテリーはIB4200で余裕を残して8分完走。ただ前後のロールバランスがあっていないのか、コーナー入口と中間で2段階に分けて曲がり込む感じです。また立ち上がりでリアポッドが路面に擦っているようです。モーターも加速が非常に良く、今の車の状態では握れませんでした。

2回目に向け、リアポッドの擦り対策でセンターショックのスプリングをレッドからカッパーに変更しました。さらにモーターも昨日まで使用していたモーターのほうが穏やかで扱いやすいため、スペアのV2エンドベルで修復し乗せかえました。


予選2回目
51LAP8分01秒 ベストラップ9秒06、アベレージ9秒44。
やはり普段練習しているモーターなので扱いやすく、無難にタイムアップ。
リアポッドの擦れはなくなりましたが、2段階の曲がりは解消されず。

時間がないため3回目に向けてのセット変更はなし。ただもう1人の方に比べてストレートが遅いようなので、予選1回目のモーターに戻しピニオンの枚数をいっきに5枚増やしました。


予選3回目
51LAP8分08秒、ベストラップ8秒95、アベレージ9秒52。ベストはアップしたのですが、いきなりピニオン5枚増は多すぎました。46周目でバッテリーダウンし残りの周回は10秒後半から11秒。なおセット変更を行っていないので、2段階曲がりは当然のことながら解消されませんでした。


もう1人の方は、本来なら53LAPに入ってもよかったくらい速かったのですが、転倒と勘違いで、51LAP8秒03がベスト。そのため私の予選2回目のタイムがかろうじてTQタイムになりました。


決勝は、他のクラスに参加している方にもトゥエルブの楽しさが伝わるようなレースにしたかったため、私はとにかく回るモーターでストレートをかっとんで、お互いミスがあれば待つようなパフォーマンスレース。でしたが、私が壁にヒットしリタイヤ。レースはその時点でもう一人の方の優勝となり終了しました。


結局この日最後まで2段曲がりは解消されませんでしたが、後日原因が判明しました。
ピボットプレートがなんらかのクラッシュにより前にずれ、リアポッドを持ち上げていました。

20060330-01.jpg

これでは走るはずがありません。なんとも恥ずかしい限りです。
ここは、ロールセンターを変えてから一度も見ていなかったので、いつのクラッシュでこうなったのかは不明です。予選1回目の擦れもこれが原因で間違いないでしょう。
今回はきちんとアライメントが取れていない状態での走行でしたので、セットは省略させていただきます。


今回、きみひこさんのオンラインショップで[ky012]デフ用ストラストベアリングを購入して使用しましたが、これ本当にボールデフの動きが軽くなります。ツーリングでもストラストベアリングのグリス切れでデフが重くなるくらいなので、ストラストベアリングがあると無しとでは大違いだと思います。みなさんも機会があれば試してみてください。

20060330-02.jpg

写真のデフナットは、今回サンプル品としてご提供いただいたものですが、標準のナイロンロックナットより薄いものなので、デフ用ストラストベアリングを使用した時には厚みがちょうど良く、さらにネジがきってあるためシャフトに真直ぐ入ります。

そろそろトゥエルブにも慣れてきましたので、次回からはより多くの部分を変更しセットしていきたいと思います。


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