2006年08月26日

Team CRC Japan2006レポート(32)

Team CRC2006メンバーのraziさんからご自身9回目となるレポートをいただきました。お忙しいところありがとうございます。


Team CRC Japan 2006 レポート9

Team CRC Japan 2006サポート待遇のraziです。
今月はJMRCA関東地区2次予選へ向けた練習とレースの模様をレポートします。
サーキットは群馬県のクレストスピードウェイです。

前回のレポート後、7月31日に練習に行きました。
この日は元全日本チャンピオンの方が練習に来ていました。1/12の方は数人でした。結局この日はベストラップこそ10秒181とブラシモーターでのベストラップは更新しましたが、8分完走は出来なかったです。元全日本チャンピオンの方は9秒4程度のベストラップだったと記憶しています。この日はサーボの変更(NES-3125→DS3401)をしましたが、この変更によりステアリングの反応がよくなりコーナー後半のアンダーもわずかに減ったので今後はこのサーボを使用します。

HR-38ホイールについてはこの日もテストしました。今回は接着済ではなくて自分で両面テープで貼ったタイヤを使用しましたが、フロントもリヤも外側のリムが剥がれました。同じ貼り方で使用している通常のホイールではほとんど剥がれていないことを考えると、HR-38はタイヤを大径で使用してグリップが強く、タイヤの厚さが薄い分だけ余計に接着面にかかる力が強いのが剥がれやすくなるかと思います。HR-38を使用する際は接着かリムだけでも接着剤で補強する方が安全と思います。HR-38ホイールをレース当日までに使用数を確保できない事もあり、今回のレースは通常のホイールで参加する事にしました。

続いての練習はレース前々日の8月18日です。
この日は伊勢崎のホテルにチェックインしてからサーキットに行ったので夕方に到着しました。この日はレースで使用するモーターについて比較しました。最近kimihiko-yano.netで販売を始めた、「Team Br00d」のCP社ベース8×2[Br00d-cp-82-12] とCP社の9×1を使用しました。どちらも今日初めての使用です。

Team Br00dの8ターンはすばらしいスピードでしたが、私の腕では8分持たせるのが厳しかったです。もう少し大きいサーキットで走行させてみたいモーターです。と言うことでCP社の9×1を使用する事に決めました。あと、今回からアンプはkimihiko-yano.netで販売しているMX PROコンペティション[MRTR9924] に変更しました。いままで使用していたアンプでは発熱が大きいことが気になったからです。ヒートプロテクトが作動したこと無いのですが、気分転換?にもなるかと思って(^_^;)

さて、そうこうしているうちにもうレース前日(8月19日)です。この日はサーキットが開く10時に到着しました。レース前日とあって20人程度の方が1/12の練習に来ていました。ところが、12時を過ぎても誰も走行しません?!私は金曜の夜にろくにメンテナンス出来てなかったでのすぐには走行できなかったのですが、皆さんは別の方が走行して路面コンディションが上がるのを待っているのでしょうか???

私が走行を開始したのは13時を過ぎてからでした。この日変更して効果が見えたのは、

・フロントアッパーアームしたのシムを2枚→3枚に変更。
 これにより初期キャンバー角の増加とストロークした時のキャンバー変化が大きくなる事でコーナー後半のアンダーを減らすことが出来ました。

・ボディをスピード12→スピード8ライトウェイト(パー●製)に変更。
 路面のグリップが上がっているのもあるとは思いますが、スピード8の方が動きが若干軽くなっとと感じました。このボディは1/12の定番中の定番なので、当たり前と言えばそれまでですが。

・前後タイヤ径を若干小さく(F43→42mm、R45→44mm)、地上高を下げる。
 これは車軸位置は変えないでタイヤを小さくしたので地上高は下がりました。路面のグリップがあがる事への対処ですが、これも当たり前の変更ですね。

あと、8分持つ範囲で若干指数を上げました。これで若干スピードが上がりました。この日の記録は、45周8分02秒075 ベストラップ10秒068 で、ベストラップは先月を上回りこのコースの自己ベスト更新です。8分の記録も3年前のレース前日の記録を上回りブラシモーターでの自己ベスト更新です。

よいよレース当日(8月20日)です。
今回は練習ヒート無しで予選3回です。私は3組目になりました。今までのクレストでの記録が低かったので早めのヒートになったかと思います。この日は54人参加で10組までありました。

10時から始まった1回目の走行。
久しぶりのレースとあって人間が若干動揺しています。途中で他の車と接触していフェンスに激突です。8分間完走しましたが、途中から車の動きがおかしくなってました。クラッシュによってセンターショックのスプリングがはずれ、サイドチューブのボールの片側が外れていました(>_<)記録は、44周8分06秒610 ベストラップ10秒369 でした。

2回目の走行。
今回も若干のクラッシュはありましたが8分完走。路面の状態も1回目よりよくなっていてベストラップも上がっています。記録は、45周8分0秒304 ベストラップ10秒269 でした。3年前の2次予選の自分の記録を超えることができました。昨日の練習時の記録をも上回り自己ベスト更新です。

3回目の走行。
最後は自己ベスト更新を目指しますが、少し記録を上げる事を目指しあまりギャンブル的な変更はしなかったです。変更したのサイドチューブのオイルでCRC白キャップ→M社5000番にしました。若干硬くなる方向です。コーナーでの反応を穏やかにすることを狙いました。目標はブラシレスモーターで6月の練習時に記録した46周8分8秒です。練習時よりパワーは若干落ちた気がしますが順調に走行します。本日の中で一番扱易い状態です。一度シケインで軽いクラッシュをしましたが8分完走です。記録は、46周8分7秒652 ベストラップ10秒228 で自己ベスト更新しました。トップから3周遅れですが現時点ではこれが私の限界に近かったかと思います。

結果は29位で予選通過です。実際にはエントリーした方々すべて予選通過にしていたのですが、私にとって関東地区で2次予選を通過枠内(40位)に入るのが目標だったのでとても嬉しかったです。1/12では3回目の2次予選で初めての通過です。

今年CRCJapanのサポートメンバーになった事がとても強力な推進力になったと感じています。この勢い?で本戦も自分に出来るだけの事をしたいと思います。

最後に自己ベストが出た予選3回目走行時のセットを記します。

使用車種 T-Fource Team Red Edition(シャーシはソフトタイプのCRC1354に変更)

フロントまわり
・タイヤ:CRCマゼンダ[CRC2394]42mm Y社黒ホイール
スプリング:CRC .020[CRC1393](約0.5mm)
・キャンバー:-1.5度
・可変キャスター:-10度
・キャスター:一番多い(キャスターブロックの後ろにシム2枚:約6度)
・キングピンシム:アッパー上 厚2
         アッパー下 厚3
         スプリング下 薄1
・トー:アウト 0.4mm
・ロアアーム下スペーサー:約1.5mm(Fibre Lyte製[Fibre002]
・地上高:約2.8mm(シャーシ前端)
・グリップ剤:HG 20分 内側3/4程度
・その他:ステアリングブロックはCRC4277B使用
     キャスターブロックはCRC4266使用
     ロアアームはI社.060ロアードを使用
     ブレースはL4用を使用
     キングピンはY社製を使用
     AMBダイレクトポンダーを搭載

センターまわり
・Tバー:kimihiko-yano.net1.8mm[ky059] ツイークスクリュー仕様 2点留め
・センターショック:CRC DURAショック[CRC4281] オイルA社#40
・スプリング:CRCレッド[CRC1340]
・バッテリー搭載位置:出来る限り後ろ
・ダンパーチューブ用オイル:M社5000番
・ドループ:-1.4mm(ロアブレース後端で測定)
・地上高:約3.2mm(バッテリー横)
・その他:ボールシートはCRC製[CRC4278]使用
     DURAショックの前側ボールキャップをショート[CRC1231]に変更
     Tバーブレース、スタンドオフはA社使用

リアまわり
・タイヤ:J社ピンク43.5mm J社白ホイール
・ギヤ:22/92
・デフ:CRCラージデフ[CRC4220] ボールはkimihiko-yano.net販売のセラミック
・グリップ剤:HG 20分 全面
・ハイトアダプター:I社2mmダウン
・地上高:約3.2mm(ロアブレース後端)
ボディ:スピード8ライトウェイト(パー●製)グラステープで若干補強
モーター:CP社9×1
バッテリー:kimihiko-yano.net販売のPro Match Racing IB4200マッチド
受信機用電池とレギュレーターはkimihiko-yano.net販売のVXR Racing製
ボールベアリングはすべてkimihiko-yano.net販売の物

RC装置関連
送信機:M11
サーボ:DS3401
受信機:RX-311
アンプ:kimihiko-yano.net販売のMX PROコンペティション[MRTR9924]
    パワープログラムは#6(可変周波数のスムーズ)

今回のレポートは以上です。
次回のレポート内容はまだ未定です。ではまた。


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