2006年12月20日

Team CRC Japan2006レポート(46)

Team CRC2006メンバーのmatsさんからご自身12回目、最終回となるレポートをいただきました。一年を通じてお忙しいにも関わらず詳しいレポートありがとうございました m(_ _)m

matsさんのホームページ「TEAM電気自動車」には1/12カーに関する多くの情報が掲載されています、みなさんも是非訪問してみてください m(_ _)m

TEAM電気自動車


みなさん、こんにちは。今回は12/17に行われたクレストカップに参加してきましたので、そのときの模様をお伝えします。
今回はデイレースのため、朝5時に起きて友人達と合流してサーキットに向かいました。幸い道路は空いていて8時頃に到着したのですが、すでに多くのピットが埋まっていました。前日に練習してそのまま道具を置いていった方が多いようでした。最近は1/12レースの参加者が多く、ピットテーブル確保に苦労することが多いです(嬉しい悲鳴でしょうか)。

今回もCRCカーペットナイフJ-specでの走行です。2週間前、久々に参加したナイトレースは良いところが無かったので、今回は何とか目標の48周に入れたいところです。マシンの変更点としては、前回のレースで破損したロアブレースを、J-specプロト品(但し自作カット)に交換。これによりホイールベースが2mmほど短縮されました。ノーマルのCKとほぼ同じぐらいでしょうか。スペアが無かったので手持ちのものにしただけなのですが、ショートホイールベース化により回頭性向上が期待できます。さらに、センターピボット下にOリング追加をしました。最近のクレストの高グリップ路面に対応してロールを抑えることと、センタリング効果による直進安定性向上が狙いです。受付前に1パックだけ練習走行をしましたが、車の動きは非常に良く、安心しました。

私のCK J-Spec。戦闘力抜群です。サーボマウントはAYK製!


受付が終わり、今回は43名の参加となりました。前回のナイトレースに引き続き大盛況です。予選1回目、練習とはうって変わって強いアンダーステアとなってしまいました。理由は、予選前にツイークを調整した際、サイドスプリングを少し浮かせてしまったためでした。コーナーの遥か手前から減速しなければならない状況で、タイミングが合わず何度か転倒し、46周10秒に終わりました。ベストラップは9.898 。

予選1回目終了後、主催者および有志の方により温かい昼食が振舞われました。このようなアットホームな雰囲気がクレストの魅力でもあります。昼休みの間に予選2回目に備えアンダー対策をしました。まずサイドスプリングの遊びを無くしてロールを硬く、またリアホイールをTRC製にしてトレッドを縮小、さらにフロントタイヤのグリップ剤塗り幅を2/3から4/5に上げました。ちなみにフロントタイヤはCRCパープル(42mm)、リアはCRCピンク(43mm)を終日使用しています。

予選2回目、序盤はトップ争いをしていましたが、ちょっとしたミスで後退。左右の特性が若干違っているのも気になりました。大きなミスが2回ほどあったものの47周3秒と自己ベスト更新しました。ラップタイムも自己記録の9.586秒で、同じ組の中ではベストが出ていました。

私の友人”弾丸”さんのXENON XR12。実は私のをお貸ししたものです。

後が無い予選3回目、どうしても走らせるうちにアンダーが出るようなので、最初は曲がりすぎぐらいが良いかと思い、フロントの塗り幅をほぼ全塗りとしました。サイドスプリングも少しテンションを上げ、ツイークも再調整しておきました。そしてスタート!予想通り車がインに切れ込んでいきます。なんとか抑えつつ数周すると、マシンはまさにベストハンドリングに!ほぼノーミスで淡々と走行します。そして8分のコール前に48周目に突入!やったーと思いつつ気が抜けたのか最後にシケインで転倒(泣)。タイムは48周8秒、ベストラップは2ヒート目とほぼ同じ9.588秒でした。最後の周回に17秒かかったことを考えると、もう少しで49周だったかも...とは言え念願の48周達成です。この日のポールは51周ですのでまだまだなのですが、一歩ずつ次は49周を目標に挑戦したいと思います。

昨年のCRCワークス、いしるさんのCK3.2R

こうぐちさんのスピードマーチャントREV4。ノバックブラシレスを搭載

決勝はCメイン5番グリッドとなりました。スタートに失敗し数周で周回遅れに...その後マシンがおかしくなりましたが何とかスタートと同じ5位でフィニッシュ。他車との接触でロアブレースが捩れてしまっていました。決勝は難しいですね。ちなみにAメインはCRC Tフォースの青山選手が優勝されました。

今回のクレストカップが私の今年最後のレースとなります。また、1年間続けてきたチームCRC Japanメンバーとしてのレポートも今回が最後となります。活動を通じてチームメンバーはじめ色々な方と知り合うことができ、様々なアドバイスを頂いたり、レースはもちろんのこと飲み会に行ったりと大変充実した一年であったと思います。皆さんありがとうございました。またこのような機会を与えて頂いたきみひこさんにも感謝したいと思います。CRCは一年を通じて、どのサーキットでも大変良く走ってくれました。


<クルマ・日付・コース (カーペットナイフ J-spec / 12月 17日 /クレストスピードウェイ)

フロント
スプリング(トリニティ0.55mm リバウンド約0.2 ㎜)
キャンバー・キャスター・トー ( -1°/ 白シム前後1枚/ 0°)
ナックル( ナイロン削り出しチタンアクスル )
キングピンシム(ナックル上3枚・ナックル下1枚)
車高(約2.5㎜)

リア
ダンパー・オイル・スプリング (CRC DURAショック/ タミヤ1000番/レッド)
ダンパー長(70㎜、前側ポストはアソシ製)
フリクショングリス (京商#3000 )
ライドハイトアジャスター (IRS-2.0mm)
サイドリンク(1ピースリンク
サイドスプリング(レッド
センターピボット下Oリング(あり)
車高シャーシサイド(約2.5㎜)
車高リア(約2.5㎜)

タイヤ・直径・ホイール (前-CRCパープル42㎜・JACO白 /後-CRCピンク43mm・TRC黒)
タイヤトラクション剤 (HG 、フロント9/10塗り )
ボディ( CRCスピード8)
バッテリー ( SMC IB4200WC )
モーター・巻き数( リーディTi 9TW )
ピニオンスパー ( 92/25)、指数 (36.7)
アンプ・サーボ・受信機 (フタバMC800Cver2 /フタバS9650平置き/ フタバ303SHF)
受信機電源(無し)


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