2007年04月30日

Team CRC Japan2007レポート(16)

愛知県 ヤッキーさんから2回目のレポートをいただきましたのでご紹介します

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皆さんこんにちは、ヤッキーです。

 少し間が空きましたがいずれ発売されるJスペックバージョンGen-Xのテストを兼ねてラジ天名古屋へ行ってきたので、そのレポートです。

 メインシャーシは先のHawkさんのレポートと同じく昨年の全日本にも使用したJSPECシャーシです。私の仕様はGen-Xのリアアッセンプリをそのまま取り付けるとホイルベースが長くなり過ぎると考え、さらに専用のボトムプレートはまだ発売されてないので、ホイルベースがJSPECと同じになるようボトムプレートを自作し、フリクションチューブの取り付け角度(上から見た角度)をGen-Xと同じになるよう、ツイックプレート側のピロボール位置を変更しました。

ツイークプレートに穴が新設されているのがわかります。

この仕様でGen-Xより約3㎜程ホイルベースが長くなってます。多少の変更はあるでしょうがリヤトラクション重視のアスファルトバージョンとしてCRC社から発売になる予定です。

左がJSPEC仕様のシャーシ。右のノーマルシャーシと比べるとバッテリー位置が後よりになっているのがわかります。

 では、レポートに移ります。

ラジ天名古屋は自宅から2時間近くかかるので頻繁には行きませんがインドアで路面コンディションが安定しててテスト走行には打って付けです。ホームコースのシルバーストーンはあまりにも特殊路面なので・・・。

 画像を見てもらえば解ると思いますが、コース幅は広くRの大きなコーナーが多いです。谷田部アリーナみたいな中高速サーキットですね。(この日は時計回りでした)。金属フェンスで仕切られオワンも置いてあるので、オワンに乗って飛ぶと強固なフェンスが待ち受けてます。クラシュも多々しましたが弱点?のロアアームも折れることなかったです。


 この日は12が5台のみで、ハイサイドする程の路面ではなくそこそこグリップだったのでラップはあまり良くなかったですが、それなりの収穫はありました。

 1パック目はグリップ剤を白缶+コパトーンからやってみたところ朝一路面だったためかグリップは良くなかったです。しかし一緒に行ったラジコン仲間の走りを見ると問題なく走ってます??タイヤチョイスを誤ったのかと思いましたがグリップ剤は白缶ではなくマイティーグリッパーを使ったとのことで早速テストしてみるとグリップが大幅に上がり全く問題なく走りました。以前、このサーキットで走行させたときは、白缶で問題なかったのに??この日はTCカーが多くTCカーの方たちが使用するグリップ剤の影響だったようです。

これでタイヤグリップは確保しましたがこのサーキットは何故かコーナー後半でクルマが内側に入ってくるのでコーナー脱出時にイン側のオワンに引っ掛けてしまいます。この症状はどのクルマも同じで皆さん口を揃えて言ってました。サイドスプリングをホワイトからブルーに変更し対処したところこの症状は納まりましたが、まだ若干切れ込んでくる感じでした。そこで、このコースの常連の方からアドバイスを頂きFスプリングをもっと硬くしたら走り易くなるとの事でしたので、手持ちで一番硬いスプリングに交換しグリップ剤の塗り幅を少し増やしやってみたところ、綺麗な円を描き丸く曲がりとても扱い易くなりました。ラップも0.3程一気に上がり10.32と自己ベスト更新しました。

あと、ボディはパーマスピード8でやりましたが、HDタイプの方が更に安定してラップも上がるようです。残念ながらこの日は手持ちがなくテストすることが出来ませんでしたが、次回やってみるつもりです。

 JSPECバージョンはバッテリー位置がノーマルより後方搭載になり重心位置が後ろ寄りになります。コーナーリング中の遠心力がノーマルより、リヤータイヤにかかることのになりますが、前後のグリップバランスさえ取れてれば、不都合などは感じずリヤトラクションが格段に上がるのでリヤーがどっしり安定したクルマが好みの方は、お勧めです。発売時期はまだ未定だそうですが、楽しみにしてて下さい。


クルマ・日付・コース (CRC Generation X・JSPECシャーシ/ラジ天名古屋 )

○全体 

ボディ = パーマスピード8
車重 = 850g(マイポンダー有り)
シャーシ = 2.1mm厚 JSPECシャーシ

グリップ剤 = マイティーグリッパー 反応時間フロント15分 1/3塗り 
                             リヤー15分 全塗り
前後タイヤ = 前・CRCパープル 42mm、後・CRCマゼンダ 43mm 
前後ホイール = 前・CRC HR-38後・CRC HR-38
ギア比指数 = スパー・94T、ピニオン・27T 、指数・38.78
車高 = およそ 前・3.0、後ろ・3.0

○フロント

スプリング = CRC 0.55
キャンバー、キャスター、トー=1.0°前1枚後2枚にシム、0°
キャスターブロック = 5°
サスピン = ノーマル位置
ピポットボール= ノーマルボールを高さ4.2mmになるようカット
リバウンド = 無し
タワーバー = 有り(自作)
トレッド = 165ミリ
サーボマウント = CRCアルミマウント
サーボセイバー = キンブロミドル(スモールの一番外側と同じ位置にピロボールを配置)

○リア

ロールセンター= ノーマル  ピポットボールOリンク有り(軟らかめのOリンク)
サイドスプリング = CRCブルー リヤボトムプレートに触れる程度
フリクショングリス = 京商 #3000
ライドハイトアジャスター = IRS 2.0
センターショック = CRC
ショックオイル・スプリング =ヨコモ  #600 ・ CRCレッド
リバウンド =  なし
リアトレッド = 168mm 

○メカ類

モーター = Team Br00dモーター チェックポイント9×3
バッテリー = ドライホップ
別電 = VXR Li-Po 120mAh
サーボ = 3401
レシーバー = 203F

<このセットのポイント>
硬いFスプリング
硬めのFタイヤ
リアピポットボールにOリング装着

以上で今回のレポートは終わりです。


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