2007年06月25日

Team CRC Japan2007レポート(27)

2007年のワークスドライバー 岩手県 S吉 さんから5回目のレポートをいただきました。


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CRC Japan 2007レポート5回目

今回のレポートは、フロントバネの違いによる特性の変化を試してみました。

今回試したバネは、普段使用している

CRC Gen-X用0.45mm(バネ直径4.6mm、自由長5mm)の他に
Wolfe Motor Sports 0.018(約0.45mm)(バネ直径5.0mm、自由長5.7mm):絶版
カワダ M300用ソフト0.45mm(バネ直径4.5mm、自由長5.7mm)
を試してみました。

キングピンの長さを調整して各バネともプリロードは0に調整しました。
フロントバネ以外は以下のようになっています。

使用車種 カーペットナイフ・ジェネレーションX
フロントまわり
・タイヤ:ポテンシャル ミラクルドーナツソフト 43mm CRC HR38ホイル
・スプリング:-------------
・キャンバー:-1度
・可変キャスター:-10度
・CRCアルミ製フロントエンドブレス
・キャスター:中間(キャスターブロックの前後にシム2枚(0.5mm))
・トー: 0mm
ロールセンターキット使用(CRC3230)+ステアリングブロック加工
・Fロアピポットボール加工+キングピンシム(薄)6枚(CRC4730)
・ロアアーム下スペーサー:4.5mm
・地上高:約3.5mm(シャーシ前端)
・グリップ剤:パラゴン黒缶 20分 全面
・ その他:  
AMBダイレクトポンダーを搭載

センターまわり
・センターショック:カワダ製 6.5mmショック オイルアソシ#50
・スプリング:CRC レッド
・バッテリー搭載位置:前側
・ダンパーチューブ:スーパーハード(アオキャップ)使用
・ドループ:-0.5mm(ロアブレース後端で測定)
・地上高:約3.5mm(バッテリー横)

リアまわり
・タイヤ:カワダ LラバーSH 43.5mm CRC HR38ホイル
・ギヤ:20/88
・デフボールはkimihiko-yano.net販売のセラミック
・グリップ剤:パラゴン黒缶 20分 全面
・ハイトアダプター:IRS 2.0mmダウン
・地上高:約3.5mm(ロアブレース後端)
・ボディ:プロトフォーム スピード8 スポイラー有り
・モーター:Team Brood チェックポイントベース8x2
・バッテリー:IB4200

RC装置関連
送信機:ヘリオス
サーボ:NES-3125
受信機:KO 302F

受信機用電源 :VXR製 リポ120mAレギュレーター

きみひこ注:ESCは現在テストしていただいているプロトタイプ

始めにGen-X用0.45mmで走行。
初期の入りが良く後半は丸く奇麗に曲がってくれますが、
少し逃げている感じでした。

次にWolfe Motor Sports 0.018に変更して走行。
初期の入りが少し悪くなりましたが、後半の逃げが少なくなりました。

次にカワダのM300用ソフトに変更して走行。
初期の入りも良く後半の逃げがなくなりました。

次に再度Gen-X用4.5mmに戻して路面変化による特性の変化が無いか確認した所、先ほどと同じだったので路面変化は殆ど無かったのでテストは終了にしました。

同じ線径のバネでも直径と自由長の違いでかなり走行特性が変わる事が判りました。

感覚的には、直径が小さいとコーナーの初期が出て、大きいとマイルド方向に。自由長が短いと後半逃げ気味なる感じです。

今回のテスト結果はコースの路面状態、車のセッティングの違いで別の結果になる事もあると思います。今回は手持ちのバネでのテストになりましたが、各社のバネの直径、自由長の一覧表を作れば役に立つのではと思いました。


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