2007年07月17日

Team CRC Japan2007レポート(30)

2007年のワークスドライバー 岩手県 S吉 さんから6回目のレポートをいただきました。お忙しいところいつもありがとうございます。


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CRC Japan 2007レポート6回目

今回は、JMRCA全日本選手権の東北予選に参加したのでレポートしたいと思います。

東北予選の前日。
最近不調だったGenXのシャーシボトムプレートトッププレートXブレスツイークプレートを交換しました。スプリングも全て新品に交換。午後3時過ぎに組み上がり様子を見る為、水ラジで走行。

1パック目は、いつものセットのまま走行して様子をみました。
先週までの変な挙動は無くなっており快走です。
やはり走行数が150パック超えると見た目が平気でもヘタリが出ていたようです。
100パックを目安に板物は交換した方が良さそうです。

2パック目は、フロントスプリングをWIND TUNNELの0.016"に交換して走行しました。
CRCのGenX用0.45mmより曲がるようになり好みのフィーリングになりました。
翌日のセットはこのまま行く事に決めました。

3パック目は、2パック目の途中でタイヤが欠けてしまったので
前後とも新品に変更。
補助電源を外しMRTのバグ・ブースターを付けて走ってみました。

下記写真は きみひこ が追加しました
picture

以前のテストでは、補助電源無しだと6分半から7分位からダイレクトポンダーが感知しなくなってしまったのですが、バグ・ブースターを付けると8分過ぎまで、感知していました。
又、ダイレクトポンダーの感度やカウントが低い時にバグ・ブースターを取り付けると出力電圧が6.3Vになる為に感度が上がるのでツーリングカーなどでも有効です。

東北予選当日。

受付が8時からなので7時に現地入りしました。
この日は、1/12、ツーリングスポーツ、ツーリングEXPの3クラス開催です。
又、本戦参加資格はもらえませんが一般参加もOKでした。(路面グリップ確保の為)
すでに他県ナンバーの車が2台止まっていましたが、コースオープンの7時半になっても地元以外の人が来ません。
1/12 5人、 ツーリングスポーツ 3人 ツーリングEXP 1人と寂しい予選になってしまいました。
去年までは、もっと人が多かったのに、、、

1/12参加の5人の中で2人はオフロードの全日本出場の為、1/12は辞退するそうなので実質全員通過でした。
全日本組の3人が1ヒート目、辞退する2人が2ヒート目に分かれ予選が開始されました。

1ラウンド目は、前日のセットのまま出走。(補助電源有り)
予選開始前にツーリングカーが2台走っただけなのでグリップが悪そうだったので前半は慎重に行く予定でしたが、思っていたよりグリップが良く54周8分9秒でした。
他の人たちも思っていたよりグリップが上がっていたみたいでペースが上がっていませんでした。

2ラウンド目は、タイヤを新品に交換し、
モーターをBrood CP8x2に変更しました。この新品タイヤ&モーターの組み合わせは前週のシリーズ戦で7分でバッテリーダウンしたのですが、あえて挑戦してみました。
やはり7分20秒位でバッテリーダウン、、、54周8分8秒でした。
2ヒート目でOさん(GenX)が54周8分4秒でトップタイムに上がりました。さすが全日本経験者です。


昼休みをはさんで3ラウンド目が有りますが、参加者が少ない為、昼休みが1時間20分もあり
車のメンテとモーターのデチューンをしました。モーターは1ラウンド目に使った11Tに変更。
初期の入りが欲しかったのでフロントスプリングのテンションを1mm付けました。(キングピンを1mmねじ込みました。)

3ラウンド目をスタートして1周目に思ったのが、モーターが遅い、、、デチューンしすぎました、、、
しかし、フロントスプリングにテンションをかけた事により車は、良い動きをしています。
5分過ぎ位から何故かボディの右前が擦り始めました。左コーナーで若干アンダーが出るが何とか走れる状態でした。無事ゴールをして車を確認するとキングピンが緩んでホイルに干渉していました。
昼休みにテンション調整した時に真鍮イモネジがナメ気味だったのを無理に締めたので締まっていなかった様です。このイモネジはナメやすいのでナメ気味になったらケチらず交換しましょう。

結果は54周8分1秒009でコースレコードを更新していました。

今回は、3ラウンド全部54周に入り満足のいく走行が出来ました。
又、Oさんから全日本でのアドバイスをもらえたので大変参考になりました。

以下は、自分の3ラウンド目のセットです。

使用車種 カーペットナイフ・ジェネレーションX

フロントまわり
・タイヤ:ポテンシャル ミラクルドーナツソフト 43mm CRC HR38ホイル
・スプリング:WIND TUNNEL [WT3402T] 1/12用フロントスプリング・ブルー(0.016")テンション1mm
・キャンバー:-1度
・可変キャスター:-10度
・CRCアルミ製フロントエンドブレス
・キャスター:中間(キャスターブロックの前後にシム2枚(0.5mm))
・トー: 0mm
・ロールセンターキット使用(CRC3230)+ステアリングブロック加工
・Fロアピポットボール加工+キングピンシム(薄)6枚(CRC4730
・ロアアーム下スペーサー:4.5mm
・地上高:約3.5mm(シャーシ前端)
・グリップ剤:パラゴン黒缶 20分 全面
・ その他:  
AMBダイレクトポンダーを搭載

センターまわり
・センターショック:カワダ製 6.5mmショック オイルアソシ#50
・スプリング:CRC レッド
・バッテリー搭載位置:前側
・ダンパーチューブ:スーパーハード(アオキャップ)使用
・ドループ:-0.5mm(ロアブレース後端で測定)
・地上高:約3.5mm(バッテリー横)
リアまわり
・タイヤ:カワダ LラバーSH 43.5mm CRC HR38ホイル
・ギヤ:20/88
・デフボールはkimihiko-yano.net販売のセラミック
・グリップ剤:パラゴン黒缶 20分 全面
・ハイトアダプター:IRS 2.0mmダウン
・地上高:約3.5mm(ロアブレース後端)
・ボディ:プロトフォーム スピード8 スポイラー有り
・モーター:カワダ Vモデファイの缶にルナ11TWのローター
・バッテリー:IB4200

RC装置関連
送信機:ヘリオス
サーボ:NES-3125
受信機:KO 302F

受信機用電源 :VXR製 リポ120mA+レギュレーター
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