2007年09月10日

Team CRC Japan2007レポート(39)

愛知県 ヤッキーさんから6回目のレポートをいただきましたのでご紹介します。ジェネレーションXで全日本に参加される方にはかなり参考になると思います ^^

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皆さんこんにちは、ワークス優遇のヤッキーです。


 今回は谷田部アリーナでのセット情報をご紹介します。先のおこどんさんレポートにあるように、この日は1/12ユーザーが多くおそらく30名は越えてたでしょう。その為か、路面コンディションも良好でした。私にとっては初となるサーキットです、コース慣れを一番の目標とし次回の練習走行に繋がるようセットを探った結果暫定的ですが下記のセットになりました。


 クルマは先日のチームレポートに載せたJスペプロトです。ボトムプレートを自作し剛性アップさせ、アンテナポスト位置を3ミリ後方移動させた仕様です。


日付・コース (07年9月02日 /谷田部アリーナ)


○全体 

ボディ = パーマスピード8HD
シャーシ = JSPECプロト

グリップ剤 = パラゴン+コパトーン
          反応時間フロント20分+コパトーン10分 1/3塗り
                リヤー20分+コパトトーン10分 前塗り
前後タイヤ = フロント・CRCパープル43.5mm リヤ・CRCマゼンダ 44mm 
前後ホイール = フロント・CRC HR-38 リヤ・CRC HR-38
ギア比指数 = スパー・PRS94T ピニオン・PRS25T 指数・38.21
車高 = およそ 前・3.8 後ろ・3.8
バッテリーポジション=後ろ

○フロント

スプリング = TRINITY 0.55
キャンバー、キャスター、トー=1°全部後にシム、0°
キャスターブロック = 5°
サスピン = ノーマル位置
ピポットボール= ウルトラフロントボールを高さ4.5mmになるよう下側をカット
ライドハイドスペーサー =樹脂製ライドハイドスペーサー 5mm
リバウンド =0
タワーバー = 自作
トレッド = 165ミリ
サーボマウント = CRCアルミマウント
サーボセイバー = キンブロミドル(スモールの一番外側
             と同じ位置にピロボールを配置)
*ステアリングアームタイロットピロボールに2mmのシム


○リア

ロールセンター= ノーマル(ピポットボールOリンク無し)
サイドスプリング = CRCブルー リヤボトムプレートに触れる程度
フリクショングリス = 京商 #5000
              *トッププレート2.5mm上げ
ライドハイトアジャスター = IRS 2.0
センターショック = CRC
ショックオイル・スプリング = ヨコモ#500・ CRCゴールド
リバウンド =  ダンパー長で約1mm
リアトレッド = 170mm 


○メカ類

モーター = Team Br00dモーター チェックポイント 9×2
バッテリー = DryHopドライホップIB4200WC
別電 = VXR Racing Li-Po 120mAh
サーボ = 3405
レシーバー = 203F

(燃費テストはしてませんので指数は参考までに)

【ノーマルシャーシ】の場合は上記のセットから
○フロントスプリングを軟らかく
○センターショックオイルを#400
○サイドスプリングを1/4回転緩める
以上を変更しFタイヤへのグリップ剤塗り幅で調整すればOKです。 
 

 今回、先日発売になった【樹脂製ライドハイドスペーサー 】を装着しました。このスペーサーは弱点だったロアアームの強度不足を補うべく開発されたもので、これにより大幅に耐久性アップしました。軽量化や見た目もシンプルになりますユーザーの皆さん是非使ってみて下さい。

 あとお勧めなのがkimihiko-yano.netとWind Tunnelのコラボレーション製品の【ウルトラ・フロント・ピポッドボール】です。地味なパーツですが、このボールは材質やサイズに拘っただけあってピポッドボールのガタを最小にし、キングピンの動きも驚くほどスムーズになります。Gen-XだけでなくAE系のサスにもお勧めです。


 以上で谷田部でのレポートは終わりますが、Gen-Xユーザーの友人から貴重な情報を頂いたので、ご紹介します。

 Gen-Xのモーターホッドは発売後、デサイン変更されてます。画像の左が初期型・右が現行型です。

 初期入荷分キット付属のモーターホッドとレフトサイドバルクへッドとはトッププレートが載る部分の高さが違います。初期型モーターホッドはこの部分が高く、レフトサイドバルクヘッドを使うとトッププレートが斜めになってしまいます。このまま使うとトッププレートに負担がかかり折れやすくなりますので、対策としてはレフトサイドバルクヘッド上部にシムを入れ高さ調整すれば問題ないです。もちろん、左右共同じモーターホッドを使えば問題ないですし現行型ならレフトサイドバルクへッドと高さも同じなのでこのような調整は必要ありません。


 それと、このクルマは左右の車高を合わせるのが絶対条件です。車高が合わない場合はメインシャーシからリヤセクションを外し平らな板の上で反りなどがないかチェックして下さい。もし異常が見付かったらリアセクションの各パーツをバラします。そしてボトムプレートの歪みやモーターマウントの曲がりがないかチェックして、どちらも問題なかったらモーターマウント・トッププレートを組み付け再度、平らな板の上でチェックしてから最後にXブレースを組み付けます。その際、Xプレース固定ビスを締めこむとボトムプレートが歪んでしまうことが
あります。Xプレースのビスを緩めると直るようならモーターポッドの膨らみ部分とXプレートが干渉してます。対策としては画像のようにXプレートの干渉部分に逃げ加工として斜めに面取りすれば解消できます。左右の車高が合わなかったらこの部分を確認してみて下さい。


 次回は9/16に行きます。予定通り事が運べば、耐久性のある板材と問題点を改良したシャーシでテストする予定です。

では、皆さんまたです。


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