2007年09月19日

Team CRC Japan2007レポート(40)

愛知県 ヤッキーさんから7回目のレポートをいただきましたのでご紹介します。レイアウト変更された谷田部アリーナでのレポートです

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皆さんこんにちは、ワークス優遇のヤッキーです。

今回は前回に引き続き谷田部アリーナでのJSPECシャーシのテストと練習走行の模様をお伝えします。


まず今回テストしたJSPECType2シャーシのご紹介です。(初期型JSPECシャーシをType1・今回のJSPECシャーシをType2と記します)


Type1は下記の問題点がありました。

①ボトムプレート・トッププレートの耐久性が悪くセットの持続性がない
 特にボトムプレートは剛性不足による不安定な挙動がみられた
②アンテナポスト位置が前過ぎてスロットルオフでの安定性に欠けていた

そこで今回のType2は上記の問題点を改良

①板材・板厚はノーマルと同じに耐久性アップ
②アンテナポストを後方移動させるための穴を追加
 前後二箇所のポジションが選択可能
 (それに従いトッププレートのダンパーピロ穴も二箇所開いてます)

*上記以外はType1と同じです。

では、谷田部アリーナでのレポートに入ります。

9/15日の17時ごろ現地に着き早速コースレイアウト見るとやはり変更されてました(写真はこちら)。このレイアウトは谷田部ではいたってスタンダードなもので、確か2004・2005年の全日本も同じようなレイアウトだったと記憶してます。私自身、2回目の谷田部なのでどんなレイアウトでもあまり影響はないですが、これを走り込まれた方は沢山いるはずです。その点は不利かなと思いつつこの日は見学だけでホテルにて、出発直前に届いたばかりのJSPECType2シャーシを深夜までかかって組み立てました。

JSPEC Type2シャーシ

明けて日曜日(9/16)

朝から大勢の12ユーザーが集まり30名近くは居たでしょうか前夜に走行準備もやっておいたので、早速走行開始しました。

1パック目はType2ノーマル仕様のまま走行させるといきなりハイサイド・・・(苦)
ステアリング操作を丁重にやれば進入ではハイサイドすることはなかったですが、脱出でコケてしまいます。1パック目からこの路面とはワクワクしてきました(笑)

このようなハイグリップ路面は慣れているので慌てることはなかったですが、何から変更していこうか迷いました。そこで実行したのが、前後移動可能なアンテナポストを後ろに変え2パック目をやってみるとハイサイドすることもなく問題なく走りました。以後様々な仕様をテストし11パック走り最終的には下記のセットが良かったです。

このJSPECType2は良く曲がるので、安定方向に振ったセットです。


日付・コース (07年9月16日 /谷田部アリーナ)


○全体 

ボディ = パーマスピード8
シャーシ = JSPECType2

グリップ剤 = 白缶・反応時間フロント15分 1/3塗り
                   リヤ15分 全塗り
前後タイヤ = フロント・CRCパープル42mm リヤ・CRCマゼンダ 43mm 
前後ホイール = フロント・HR-38 リヤ・CRC HR-38
ギア比指数 = スパー・PRS92T ピニオン・PRS24T 指数・35.22
車高 = およそ 前・2.8 後ろ・2.8
バッテリーポジション=後ろ
アンテナマウント=後ろ

○フロント

スプリング = TRINITY 0.55
キャンバー、キャスター、トー=1°全部後にシム、0°
キャスターブロック = 5°
サスピン = ノーマル位置
ピポットボール= ウルトラフロントボールを高さ4.5mmになるよう下側をカット
ライドハイドスペーサー =樹脂製ライドハイドスペーサー 5mm+0.5
リバウンド =0
タワーバー = 自作
トレッド = 167ミリ
サーボマウント = CRCアルミマウント
サーボセイバー = キンブロミドル(スモールの一番外側
             と同じ位置にピロボールを配置)
*ステアリングアームタイロットピロボールに2mmのシム


○リア

ロールセンター= ノーマル(ピポットボールOリンク有り)
サイドスプリング = CRCブルー リヤボトムプレートに触れから
                     1/4回転締め込み
フリクショングリス = 京商 #7000
              ライドハイトアジャスター = IRS 1.5
センターショック = CRC
ショックオイル・スプリング = TRINITY#700・ WIND TUNNEL パープル
リバウンド =  ダンパー長で約1.5mm
リアトレッド = 170mm 


○メカ類

モーター = Team Br00dモーター チェックポイント 8×3
バッテリー = DryHop IB4200VR-1X
ESC = Advanced ESC 5.1
別電 = 有り
サーボ = 3401
レシーバー = 203F

タイヤはホイルとの兼ね合いもあります。他のホイルはテストしてませんがHR-38との組み合わせなら、上記のものがハイサイドやザクりもなく良かったです。


【ノーマルシャーシの場合は】
○Fスプリングを軟らかく
○センターショックオイルも軟らかく
○フリクションダンパーグリスを軟らかく

以上でレポート終わりです。

26日から現地入りしますので、参加される皆さん気軽に声掛けて下さいね。

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