2009年09月17日

CRCプレスリリース 2009 IIC

CRC社よりプレスリリースが発表されました。要点をまとめてご紹介します


「昨年に引き続きTeam CRCがIICで優勝」
CRCの新型1/12マシン「ジェネレーションXL」のデビューレースとなったインドアチャンプ選手権(IIC2009)の1/12スケール全クラスでジェネレーションXLが優勝


【1/12 Modクラス : ジェネレーションXLが優勝】
オーストラリア人ドライバーHupo Honigl選手が昨年に引き続き1/12 Modクラスで優勝!

昨年のレースではTEAM CRCのHupo Honigl選手がTQ&優勝、そしてチームメートのJilles Groskamp選手が2位に入賞しました。このクラスでCRCはディフェンディングチャンピオンです

2009年今年のレースではこれまでとは違った点がいくつかありました。まずパンカークラスでは1セルLIPO(3.7V)が採用された点、もう1つはこれまで盛況だったTCクラスから1/12クラスへ人気がシフトした点です。各社はトップドライバーをIICに送り込み、さながらカーペット版世界戦といった様相のレースになりました。さらにCRC社は今回このレースにLIPOバッテリーに対応したジェネレーションXL(GEN-XL)シャーシを投入しました。1つ変わらなかったのは今回もCRCシャーシがどのクラスでも優勢だった点です

1/12 ModクラスでCRCのHupo Honigl選手はキット標準状態のGEX-XLをドライブしAメイン入りを果たしました。予選で彼がマークしたラップタイムは大変安定しており且つ他のドライバーより速いものでした。実際彼のトップ20ラップ平均タイムは他のどのドライバーよりも速いものでした。

Hupo選手の Gen-XLはキット標準の樹脂パーツ(左側バルクヘッド、スタンドオフ)をそのまま使用しました。さらにサーボの位置もキット標準でした。そう、チームのトリックや秘密のアイテムは使われていません。キット標準です。

レース当日のコンディションと1/12Modクラスへの対応としてHupo選手は純正Optパーツであるフロントサスペンションブレース(CRC3277)とロングアッパーアーム(CRC3348)を使用しました。タイヤはCRCのフロントマゼンタ、リアピンクをチョイス。ホイールはCRCの大径HR-38を前後使用しました。GEN-XLキット標準となる新しいオイルダンパー「エンコアショック(CRC3290)」はパーフェクトな働きを見せてくれました。レース期間中メンテナンスのためにこのダンパーを分解する必要はありませんでした。

Hupo選手は今回BlackArt社の Aud R8Cボディーを使用しました。このボディーは発売以来多くのレース(2008世界戦、2008クリーブランド、2009ヨーロッパ選手権、2009 Snowbird、2009 ROAR選手権)で優勝を獲得しています。今年のレースではBlackArt AudR8Cボディーの快進撃を止めるべく新しいボディーを投入するメーカーもありました。しかし今年もBlackArtボディーは1/12 Modクラスと1/12 17.5Tクラスで勝利しました

【1/12 17.5T クラス : ジェネレーションXLがTQ、優勝、2位】
このクラスではCRCのBrian Wynn選手がGEN-XLでTQを獲得、Aメイン決勝レースでも優勝を決めました。2位には同じくGEN-XLをドライブしたJody Flipse選手が入賞しました。両選手共にBlackArt AudR8CボディーとCRCのタイヤ、ホイールを使用しました

Brian Wynn選手(右)とJody Flipse選手(左)

Brian Wynn選手のGEN-XL

1/12スケール 17.5Tクラスで1-2フィニッシュを決めたGEN-XL


【1/12 13.5T クラス : ジェネレーションXLがTQ、1~4位独占】
このクラスには1/12 ModクラスAメイン入りをするような天才ドライバーが多く参加します。つまり17.5Tクラスから上がってきた一般ドライバーとの対戦が実現するクラスです。昨年の17.5TクラスのTQドライバーPete D'Agnolo選手はGEN-XLでTQを獲得しました。そして予選ではCRCのBrian Wynn選手、Frank Calandra選手もこれに匹敵するタイムをマークしCRCドライバーの誰がTQを獲得してもおかしくない状況でした。
Aメイン決勝ではGEN-XLをドライブした D'Agnolo, Wynn, Calandra、 Honigl
各選手が1~4位を独占しました。やはりこのクラスでもGEN-XL、BlackArt R8Cボディー、CRCタイヤ、HR-38ホイールの優位性を証明する結果となりました。

左からHonigl選手(4位)、Pete D'Agnolo選手(TQ&優勝)、Brian Wynn選手(2位)、Frank Calandra選手(3位)


今回CRCは1/12スケール3クラスすべてで優勝を獲得しました。つまりCRCはIIC2009のコンストラクターズチャンピオンを獲得したことになります

CRCオーナーのFrank氏(右)とModクラス優勝のHupo Honigl選手



【エキスパートWorld GTクラス: GENX-10 TQ、2位入賞】

昨年のレースでCRCはこのレースで優勝を獲得しています。そして今年もすべての予選ラウンドでトップタイムをマークしたCRC Brian Wynn選手がTQを獲得しました。彼は予選で圧倒的なペースで走り、なんと予選2位の選手より0.2秒も速いラップを刻み続けました。そしてAメイン決勝でも彼は29ラップ中24ラップでトップを快走し続けました。しかし決勝では不運に見舞われ優勝を決めることができませんでした。
同じくこのクラスに出場したHupo Honigl選手のGEN-X10はAメイン決勝でファステストラップを記録する走りで快走しました。彼は1位のライバル選手をパスする際に接触してしまい、ライバルがレースに復帰するまでコース上で待機しました。これにより彼は最終的に2位入賞となりました

CRC Brian Wynn選手

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