2011年08月01日

Team CRC Japan2011レポート(14)

Team CRC Japanドライバー とくぞ~さんから今年4回目のレポートが届きました。11月にCRCカップが開催されるシルバーストーンでおこなわれたナイトレースの模様です

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CRCJapanのトクゾーです。
7月9日に行われたシルバーストーンナイトレースに参加してきましたのでレポートします。
当日は朝から良い天気で外気温・コース内温度共に軽く30℃越えと夏本番間近といったところ。自動車業界で行っている輪番休日の影響か、参加者はオープン・ストックを合わせても17人と少なく、ストック参加者が1人と言う事でみんなオープンクラスでの開催となりました。
少し寂しい感じですがチームヨコモ村井選手、ノッテル男カワダ井上選手、チームCRCヤッキーさんも参加です。

<練習走行>
気温も高く湿度も在るせいか路面は重いが微妙にグリップしない変わった路面。今回はフロントにブラックアートプロト(現在発売中)を使用、これは先日開催されたIRCCにてチームCRCのトシキ選手とヤッキーさんが使用したものです。変更していきなりの走行でも引っかかりのないスムーズなコーナリングを発揮してくれました。感触も良かったのでそのままレースに突入します。

<予選1回目>
予選は村井選手、井上選手、ヤッキーさんと同じ最終4組目。微妙な路面の為か今ひとつタイムが出ていない様子で走行をスタートするとやはり路面のせいかアンダーで今ひとつしっくり曲がらず。我慢しながらの走行でしたが何とか暫定3番手タイム。トップは好調ヤッキーさん!ノッテル井上選手と続きます。

<予選1回目リザルト>
1位 ヤッキーさん(GEN-XL)
2位 井上選手(M300FX)
3位 とくぞー(GEN-XL)
4位 大戎選手(R5)
5位 石垣選手(M300FX)

<予選2回目>
曲がりが今一だったのでフロントタイヤを変更、後はそのままで挑みます。スタートすると1回目よりもさらにアンダー・・・、全く曲がりません。我慢して8分間完走しましたが勿論タイムアップは無く作戦失敗。
このヒートで井上選手が50周をマークし暫定トップに躍り出ます。

<予選2回目リザルト>
1位 井上選手(M300FX)
2位 ヤッキーさん(GEN-XL)
3位 とくぞー(GEN-XL)

4位 大戎選手(R5)
5位 石川選手(S120Link)

<予選3回目>
最後の予選、全く曲がらないので決勝のテストを兼ねてセット変更にトライ、キャスターを大きくねかせ曲がる方向に、タイヤも1回目のPMパープルに戻しタイヤ径も大きい中古に。
スタートすると予想以上の曲がり・・・中古タイヤを使ったせいかえげつない動き。何とか我慢して走行するとラップは結構出てる様子、ただし周回は上がらず終了。しかし決勝に向けて少し光が見えた様な??
最終ヒートは、井上選手、ヤッキーさんが50周をマーク。2回目のタイムをさらに更新した井上選手が中京予選に続きポールポジションをゲット!!

<予選結果>
1位 井上選手(M300FX)
2位 ヤッキーさん(GEN-XL)
3位 とくぞー(GEN-XL)

4位 大戎選手(R5)
5位 石垣選手(M300FX)
6位 石川選手(S120Link)
7位 遠藤選手(M300FX)


※写真は例のシャーシ割れ部分を確認するTQ井上選手


<決勝>
決勝で逆転すべく、曲がりが良かったセットは変更せずフロントタイヤ径を少し小さくして挑みます。
スタートするとかなり良い感じに曲がります、前を行く2台は少し車がふら付いている様子で余裕をもって追従できます。3周目位にヤッキーさんがミスった隙に前に、トップを走行する井上選手に喰らい付き前にと思った時に井上選手が縁石にヒット、何事も無くトップに立ちます。車にも余裕があり後ろを見ながら走行、4分過ぎに2番手争いをする井上選手&ヤッキーさんが両者リタイヤとなりかなり余裕となります。後半少し曲がりすぎになりますが誤魔化しながら8分完走、たなぼたながら優勝できました。
決勝の動画がyoutubeにて紹介されています。

<最終結果>
1位 とくぞー(GEN-XL)
2位 大戎選手(R5)
3位 石垣選手(M300FX)
4位 遠藤選手(M300FX)
5位 石川選手(S120Link)
6位 ヤッキーさん(GEN-XL)
7位 井上選手(M300FX)

<<最終セット>>
シャーシ:カーペットナイフ・ジェネレーションXLXJリアポッドノーマルWB
ボディ:M792P
タイヤ:フロント=PMパープル 42mm(HR38)
    :リア=CRCマゼンタ 42.5mm(HR38)
グリップ剤:F=マイティ 1/3 反応時間:5分 
:R=マイティ 反応時間:15分

<フロント>
Fスプリング:CRC 0.5(リバウンド0.2)
キャンバー:0.5
キャスター:写真参照(キングピン固定樹脂を短くして使用)
トー角:0。
キャスターブロック:10°(アルミ製)
アーム:ロング

BlackArtフロントエンドアップグレードキットを使用


<リア>
サイドスプリング:CRCブルー
(締込みはシャーシに触れた状態)
ピッチング:ダイアフラム式ENCOREショック
ダンパー長:61.5mm
スプリング:CRCホワイト
(ピッチングのリバウンド 無し)
オイル:アソシ#35
サイドチューブ:京商#10000 
サイドリンク:ノーマル

<メカ>
アンプ:ブラックダイヤモンドLV
モード:3
サーボ:JR DS3405(平置き)
受信機:SANWA
バッテリー:(SMC)
モータ:KAWADA B-MAX 3.5T(進角-1目盛) 
スパー:88T ピニオン:21T
指数:31.8
車高:フロント=1.5mm 中央=1.8mm リア=2.0mm
バッテリーポジション:後

今回BlackArtフロントエンドアップグレードキットを投入しましたが、初走行から違和感のない感じで、引っ掛かりのないコーナリングを発揮してくれました。すでに発売されていますので試してみるのも良いかと。
最近発売されたボディTsukay Racing 1/12スケール M7-92Pもコースとの相性が良く好んで使用させてもらっています。
以上、簡単ではありますがレースレポートを終了します。

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