2005年07月11日

Team CRC Japanレポート(19)

Team CRC Japanサポート待遇のBoseさんから第二弾のレポートをいただきましたので掲載させていただきます。Boseさん、お忙しい中レポートありがとうございました

皆さんこんにちは!サポート待遇のBoseです。前回は制作記をお送りしましたが、今回は初走行のことをお話ししようと思います。まったくの1/12初心者がサーキットにていかに苦悩したかを笑ってご覧ください。

尚、私のレポートは「誰にでも、簡単に、カッコよく」をモットーとしておりますので、エキスパート的なツッコミはご容赦願いますm(_ _)m

さあ、今日は初走行です!組み上げたばかりのT-Fourceをもって某インドアサーキットに向かいます。まず「12はタイヤを間違えると全く走らない」ということを事前に聞いていた私は、そのショップでおおよそのタイヤは聞いておきましたのでバッチリなはずです。指数もだいたい35前後ぐらいがよいとのことです。初心者にやさしい指数です。モーターはヨコモS-pro10Tで挑みます。グリップ剤はマイティグリッパー2を使用します。グリップ剤を塗って15分ほどドキドキしながら待ちます。さあ、1パック目です!

お、恐ろしいほど曲がります。ストレートでは全開にできないほどのスピードです。一瞬も気が抜けません。あちこちにガンガンぶつけながら人間の方が先に参ってしまいました。「1/12に手を出した自分がバカだった・・・」と自戒の念で一杯になりました。しかし、ここで救世主が現れました!見かねたエキスパートが声をかけてくれたのです。

救世主 「サーボの舵角をもっと減らして、サーボスピードも落としなさ~い。」

神の声でした。舵角を37%まで減らしてサーボスピードも75%まで落としました。直径約1.5メートルぐらいの円が描ける感じです。「こんなので曲がるのか?」と思うほどです。半信半疑で2パック目に挑みます。

「!?」先ほどとは全くマシンの挙動が違います。安心してコーナーを抜けることができます。あとはストレートで全開にする勇気だけです。「えいっ!」スロットルを握ります。DDカーならではの加速感です!あっという間にストレートエンドです。「ガンッ!」・・・。

「ま、あとは慣れだけだな・・・」と思った2パック目でした。

前回のレポートよりBOSEさんのマシン T-FOURCE
picture

こんな感じで初走行を終えたわけですが、初心者が陥りやすいトラブルを絵に描いたように体感した一日でした。以下に初心者走行時の注意点を記したいと思います。

・タイヤのチョイスはショップまたは走っている人にちゃんと聞いて確認する。
・指数は上げすぎない。
・巻く場合はツイックの調整ができてない場合が多いので、リヤ・モータープレートとメインシャシー
 が水平になるようにきっちり調整する。T-Fourceの場合はサイドスプリングの調整。
・フロントサスペンション周りにガタがあるとストレートで安定しないのでしっかり調整する。
・デフが命です。ゴリッときたらすぐメンテ。
・エキスパートの人たちをうまく利用させてもらう。←最重要項目!

わからないことがあれば聞けばいいのです。タイヤセッターがなければ借りればいいのです。エキスパートの人達は初心者が声をかけてくれるのを待っています(たぶん)。勇気を出して色々と話をしてみましょう。きっとすぐに仲良くなれるはずです。

そしてみんなでもっともっと1/12を盛り上げましょう!

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